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2014.02.23古物温泉

古物温泉3

ガラス製の靴型ボタン。

去年8月のフランス、レースとボタンを集めている女性から譲ってもらった。

19世紀から20世紀にかけて作られたこの釦、状態がとてもいい。

フラッと立ち寄った彼女のお店は古い裁縫アイテムでいっぱい。

しかしながら蚤の市でバラバラで置いてある様ではなく、整った状態で。

いろんな釦が陳列された棚の端っこにある釦に目がゆき手にする。

彼女が「それ私も好きなのよ」的なことを言う。

こんな靴型のものはまだ他にあるのか聞いてみる。

彼女は言う、

「花やシェルのものはあるけどこれはないわ」

他のものと纏めて50ユーロほど手渡した。

なんとなく、イヤリングにしてみる。

たったひとつの靴のイヤリング。

katayama

category : 古物温泉