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2013.11.15旅記

2013 冬 パリ、バーミンガム記

欧州滞在4日目。

ベルリンからパリへは air berlinにて。

そう今回は格安航空の旅でもある。

数時間の移動ならそんなにサービスよくなくても十分。

安全に飛んでくれればokなのです。安全に。

こっちにいてすごいなーと思うのは、バスの数。

15分間隔くらいで24時間、空港行きのバスが走ってる。

この日は早朝5時。ほぼ定時にやってきた。

経費、効率と言ってしまえばそれまでだけど、日本とは少し” 国際的な所 ”で考え方が違うのかも。



パリには昼すぎに到着。

アンヴェール駅近くの滞在ホテルの前でマルシェ。

翌朝からの楽しみが増えた。

この時はとりあえず腹ごしらえ、と通りのカフェで買ったバゲットサンドイッチを頬張る。

これがとてもうまい、トレビア〜ン

小麦の質も、水も、塩も、バターも日本とは全然質が違うんだろう。

あと大きく違うのは湿度なのかも。

日本の米が旨いように、パリのバゲットは旨い。



パリは雪が無くて安心だな〜と、就寝。

が、翌朝のニュースは欧州大雪のことばかり。

この日は別行動のために、ひっそり部屋を抜け出し外へ。

早朝6時、案の定白い...寒い...



アンティーク探しの日なのでそんな事は言ってられないが...寒い..



早朝なのでホテル朝食はない、と駅で腹ごしらえ。

自販機に売ってるワッフル。

これはこれでけっこう美味く、” 早朝 ”にはちょうどいい。



ヴァンブに着いたときは準備真っ最中。

わっせわっせとトラックから荷下ろしするおじさん、

既に店が完成してコーヒー片手に葉巻をふかすおじさん、

朝からテンション高く歌うおばさん、

皆「おはよう」と” 目配せ ”してくる。

妙に雑音と古風な匂いが心地いい。



古書やランプ、めぼしいパーツを一通り漁って11時。

荷物を一旦まとめて次の会場へ。

ずっと極寒の中いたもんだから、何処の会場も暑く感じる。

頬がリンゴ状態。



同じ人が書いたのか2カ所の駅でこの落書き。

「分かるよ」

と壁に向かって頷いてみたり。



2日間のパリ滞在が終わってバーミンガムへ移動。

航空機移動バスの中はいろんな人がいますが、こんな人も。

いやいや、半袖ですやん。

突っ込む間もなくそのまま雪降る外へ。

オーマイギャットトゥ...こいちゃん状態。



そう、あらためて格安航空の旅。

バスの中でずっと待たされる間、整備の人たちが融雪作業をしている。

「飛ぶのか?」と心配そうに見つめる乗客。

作業の間に首を横に降り続ける作業員。

30分ほど待たされた時、一人のクルーが X 印を出した。

明らかに ” X ”と。

それでも5分後、

「乗っちゃいなよ」と言わんばかりにGOサイン。

いや、あんたさっきダメって...おーい。

離陸前、ピンクの液体(融雪剤だろう)で飛行機はスライム状態。

搭乗後さらに待たされる事30分、ようやく空へ。ふらふらの状態で。

ひとまず安心、と約2時間ほどのフライト。

バーミンガムに近づいてくると、そこでもまた雪、吹雪。

嫌な予感は見事に的中。

着陸寸前の急浮上 ↑

ビビる乗客 と 乗務員 と 俺。

30分旋回してバウンドして降りましたが、

ビビリ顔と 響めきは万国共通なんだな、と思いました。とさ。 



予定を2時間ほど遅れたので、急げ急げとタクシーで会場へ。

が、「CLOSE」の張り紙が...

大雪のため、業者すら辿り着けないとか。

ここまで着たのに...







仕方がないので急遽変更して空港で時間つぶし。

ただ前日から胃の調子が悪かったので、温野菜中心のご飯を。

それでもしんどかったので胃薬購入。(持ってくるの忘れた)

Andrewsというのがオススメだというけど、なにせデカい。

味はそんなに飲みにくいものではないです。



ちょうどチェルシー戦が生中継されていたから混じって観戦。

どうもチェルシーファンがこの時は多かった。

チェルシーチャンスのときの反応といったらもう、一目瞭然。



フライト予定が繰り上げになった事で、早々と次の地「ダブリン」へ。

飛ぶんでしょうか。。



katayama

category : 旅記