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2013.12.04旅記

2013 冬 ダブリン、エディンバラ、ホーウィック記

7日目。

エアリンガスはバウンドするものの、無事にダブリン到着。

コーチを待つ間、同じ場所にいたアフリカ人と意気投合。

話を聞けばアフリカの なんとか の なんとか という地から仕事で来たと。

40℃近い気温の国から氷点下近くのアイルランドへ。。ご苦労様です。。

またどこかで、と彼とは行き先の違うコーチに乗り込む。

この時、すこしばかりポーグスを聞きたくなりながら。。

往復チケットで14ユーロ。



翌朝からはニットの打ち合わせづくし。

産地とあって本当に良いものばかり。

日本人ほどファッションに ”たけて” いるわけではないけど、品質がいいから物が良い。


実はこの時、店物件はもちろん、店名すら決まってない状態。

MDなんて、、ふわふわしてる。手探り状態。

パニック状態を落ち着かせようと、

温かいコーヒーと暖かいニットに囲まれながらほっと一息。(自分をごまかす。)


こっちの人(特に女性)はなにかとフレンドリー。

必ずと言っていいくらい、会話の中に冗談を入れてくる気がする。

マギーのおばさんたちもとっても陽気でゴキゲン。

まあグミでも食べなさい、と皆笑顔。。

ほんのり舌が赤くなったのは言うまでもなく。

そんなおばさんたちが手編みするニットは暖かくて当然なのかも。



アイルランドと言えばアイリッシュパブ。

ギネス!

そしてコドル(伝統的なアイルランドのシチュー)。

食べる場所によって違う家庭的な感じらしい。

日本で言う肉じゃがみたいなもんか。。

寒い地で食べるシチュー、最高です。



ひたすら食べて飲んで、

明日からまたがんばろー、と店の外に出ると、話しかけてくるおじさんが。

日本人がダブリンまでニットを買いにきたと聞けば、

ギネスで一杯やろう、と。再び店内へ。

この時点でけっこう腹一杯。。

中で待つのは彼のファミリー。話を聞けばニットメーカー一家。

日本でのニット商圏についていろいろと話しを。

スコットランドニットに対抗心があるらしく。。

さすがはアイリッシュだな。。と、家族愛でほっこりさせてもらって記念撮影。



翌日、コダさんは車でアイルランド旅へ。

一方、自身はテルさんと2人でスコットランドへ。

天気のせいもあって展示会に来れなかったギルバートウィルソンを目指して。



とてもスムーズな着陸とは言えなかったライアンエアーを降りて

いざ、エディンバラ へ。

到着日は休憩日にと。

歩けど歩けど絵になる街並をブラブラ。

時折カシミアを漁ってはブラブラ。

大聖堂や博物館があちこちにあってきょろきょろ、映画の中にいるかのような。

スコットランドの名物料理「ハギス」

見た目がすごいものが多いらしいが、

これはとてもいい感じ。しかも美味しい。

頼んだテルさんのものだったが、つまみ食いしてみた。。しめしめ。

スコッチと一緒に味わうのが通らしいが、その前に俺はスコッチが飲めない!



エディンバラ城。

ここはバグパイプ隊や軍楽隊のアンサンブルで有名な8月のミリタリー・タトゥー会場。

一度は見てみたいイベント。

400年間近く戦争してきて、国民を楽しませ、活気づけるようにと始まったらしくかれこれ60年以上も続く伝統的なもの。

見たい。。

そして最近話題の独立運動。

どんな結末になるんでしょうか、スコットランド。



翌日、いよいよ南端ホーウィックへ。

道中、山奥深くすっかり雪で真っ白。

それでも元気なヒツジたちが歓迎?

ギルバートウィルソンのウェアハウス。

職人さんが色々と説明してくれたみたいだが、聞き取れず...

ただ、上質な毛と編みの細かさは一目瞭然。

凄い所に来てしまった感。。

無事にオーダーを済ませるまで30分。

すぐに戻らなければいけないという過密日。

いつかはゆっくりと。。と思ふ。

昨晩背中を寝違えたテルさん。。

「あ..馬...」

その痛み、変わってあげたいのは山々なんですが。。

ダブリンに戻った翌朝、コダさんと合流して次の地 北欧へ。

旅まだ半ば。。


katayama

category : 旅記