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欧州カトラリー到着

2017.06.29Zakka

梅雨らしく、北陸らしくなってきました。

涼しく過ごしやすいことに越したことはないのですが、

季節らしい、いつも通りの感じにまた、

安堵している自分がいたりもします。

それでも湿気が多いことは好きになれませんけどね。

カラッとした日に窓を開けて穏やかに過ごしたいものです。

この季節食料品店に行くと、店先にゼリーや寒天など透明感のあるものをよく目にします。

普段からゼリーなど好きでよく手にしますが、見た目からとても涼しげでいいものですね。

今週はイタリア、スペイン、フランスなどからカトラリーが届きましたが、

何を入れようか。。どう盛り付けようか。。とチエさんと妄想談義をしております。

透明な器にはそれこそゼリーなんて最高…

真っ白なお皿には魚の… お肉の…

食べ物の話は尽きませんね。 

まあ、暑い季節に食欲があることだけは、確定したことであります。


さて、耐熱ガラスの二重構造グラス、

ルイジ ボルミオリより、350ml のカップが仲間入りしました。

前述通りゼリーやアイスのような冷たいもの、もちろんオレンジジュースなどの潤すドリンクはもちろん、

身体を冷やさないように夏だからこその温かい飲み物もokです。


Luigi Bormioli ルイジ ボルミオリ

Italy

350ml / ¥2,000 + tax 120ml / ¥1,000 + tax

二層構造なので中身が宙に浮いて見え、素材が一層引き立ちます。

写真はレモネードですが、ジュレなどの固形物を入れても引き立つ器です。

空気の層があることで、冷たいものを入れたときは周りに水滴がつきにくく、

温かいものを入れたときは持っても暑くありません。

保温性・保冷性を高める効果がありますので、用途は多岐に。

贈り物にも最適です。


ドイツからはビンテージカップアンドソーサ。


ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルドのカップアンドソーサ。

「イエナグラス」

ドイツで設立されたデザイン学校、バウハウス出身のデザイナー、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルド。

彼が1930年代に発表した代表作です。

ガラス好きの方は イエナ と聞いて反応するでしょうか。

ベルリンとフランクフルトのちょうど中間くらい、

Jena イエナ という町があります。

もともとそこに、医療用のレンズやテレビレンズなど時代の流れに沿って開発された技術が生まれていきました。

それから家庭用のガラス製品も開発されていき、Jenaer Glas(イエナグラス)というブランドが後に誕生します。

当時は戦争が盛んだったため、継続するにあたり大変だったことも少なからずあったそうです。

ただ、耐熱ガラスの技術がとても高度だったため、当時からとても多く使用されています。

つい長く…

1945年、第二次世界大戦、ドイツが東西に別れる前に

イエナに入ったアメリカ軍がイエナグラスの技術者を支配下の西へ移します。

このとき東に残った技術者もおり、後に西と東それぞれで作られるイエナグラスが存在することになります。

ソ連色、アメリカ色それぞれの影響がデザインに反映されることもあったんでしょうか。。

私の知っていることはこれくらいですが、まだまだ歴史とともに奥が深そうです。

ウズウズ…

また色々勉強してお伝えします。

今回の品はロゴからすると1931年から1944年頃に作られた物でしょうか。1950年代という説も。。むう。

これに関してはこれくらいで。。


今やイエナグラスはドイツで最も有名な耐熱性ガラスブランド。

耐熱温度は300度とか。

こんなに薄くて軽いのに。

同じ耐熱ガラスのデュラレックスと比べると、驚くほど軽いです。

でもこれはビンテージなので、レンジなどは避けてくださいね。


持ち手はひとつひとつ角度が違います。

これもまたビンテージの楽しさの一つです。


Wilhem Wagenfeld ビンテージ イエナ グラス

Germany

¥4,800 + tax


こちらはドイツで見つけたレトロなヴィンテージガラス皿。

幾何学模様が透明感とマッチして素敵です。


金縁デザイン。

食器としてもいいですが、小物入れ、立て飾りにもいいですね〜


厚みもそこそこ。


Vintage ビンテージ ディッシュ

Germany

¥2,800 + tax 〜


イタリアからはサタルニアの登場。

赤と緑のクロスがよかったでしょうか。。


サタルニアはイタリアを中心に欧州のレストラン、トラットリアなどで使用されている業務用向けのカトラリーメーカーです。

欧州の旅路、何気に入ったレストランのお皿はなかなかどこも厚め。

かつ温かい。

料理が冷めないようにあらかじめお皿を温めることは珍しいことではないですが、

この厚さの場合、それが冷めにくいのです。

これって結構嬉しいんですよね。


無骨さ、手に持った時の程よい重さ、業務用として使われる丈夫さ。

いい感じですね。


何を盛り付けましょう?


父カレー、母カレー、子カレー?


Saturnia サタルニア チボリ

Italy

23cm / ¥1,600 + tax 25cm / ¥1,800 + tax 28cm / ¥2,300 + tax


こちらはパスタ?


Saturnia サタルニア ナポリ

Italy

スモール / ¥1,500 + tax ミドル / ¥1,800 + tax


お箸?

いいや、今日はスプーンとフォーク。


フランスからはライヨール。

これまでのバターナイフに加えてスプーンとフォークも加わりました。


Jean Dubost Laguiole ジャン デュボ ライヨール

France

スプーン or フォーク ¥1,400 + tax


欧州のカトラリーで楽しい食卓に。

katayama

category : Zakka